以前のバージョンをお使いの方が新しいバージョンに移行するために、これまで記録したアクティビティやビューやカテゴリの設定情報データをVer2.0のデータベースに反映します。
移行元のデータの準備
以下のフォルダから、Ver1.0のプログラムのデータが記録されているデータベースファイルを取り出しておきます。データベースファイル(db.sqlite3)は以下にあるはずです。
[以前のバージョンのインストールディレクトリ]/quality-work/_internal/db.sqlite3
また、Ver2.0で音声記録の機能を使っていた方は、これに関する設定ファイルを同様に取り出しておきます。設定ファイルは以下です。
[以前のバージョンのインストールディレクトリ]/quality-work/_internal/media/audio_settings.json
設定ファイルのコピー (V2.0からの移行の場合のみ)
Ver2.0で音声記録の機能を使っていた方は、取り出しておいた音声記録の設定ファイルを、以下のフォルダの下にコピーしてください。
[Ver3.0のインストールディレクトリ]/quality-work/_internal/media/
データベースの移行
1. 移行元データベースファイルの読み込み
メニューから「設定」を選択し、左側のコントロールパネルで「データベース設定」を選択します。さらに、画面の「データ移行」をクリックするとファイルのドロップエリアが表示されます。

2. データの移行
取り出しておいた以前のバージョンのデータベースファイルをドロップエリアにドラッグしドロップします。移行元のデータベースファイルに入っていたデータの情報が表示され、同時にデータベースのどのテーブルをVer2.0に移行するかの選択パネルが表示されます。デフォルトでは全てが移行対象になっていますので、すべて移行する場合はこのまま「アップロード」ボタンをクリックします。

データ情報の「ステータス」が「Complete」になると完了です。(データ量が多い場合は、データの移行にしばらく時間がかかる場合があります。)
3. データの一部のみを移行する場合
デフォルトでは全てが移行対象になっていますが、例えばアクティビティデータのみ、アクティビティーの分類のためのデータのみを移行することも可能です。

移行対象にしたいものをテーブル名の左のチェックボックスで選びます。
| テーブル名 | テーブルに含まれる内容 |
| activities.Activity | アクティビティー |
| activities.Perspective | ビューの定義 |
| activities.Category | カテゴリーの定義 |
| activities.CategorizedKeyWork | カテゴリー分類のためのキーワードの定義 |
| activities.CategorizedActivity | カテゴリー分類のためのアプリケーション名、タイトル情報の定義 |
| activities.AudioActivity [V2.0以降] | 音声アクティビティー |
| activities.SystemSettings [V2.0以降] | システム設定データ |
また各ファイルについてデータの「置換え」か「追加」を選択できるようになっています。追加の場合は、今動かしているバージョンで取得したデータはそのまま残し、以前使っていたバージョンで記録したデータを追加します。置換えの場合には、今動かしているバージョンのデータベースのテーブルを一旦クリアし、以前使っていたバージョンのテーブル情報のみを書き込みます。「置換え」欄のチェックボックスのチェックを外すと「追加」モードでの書き込みになります。
デフォルトでは、アクティビティ情報は追加、分類情報は置換えになっています。また、activities.SystemSettingsは常に置き換えになります。