歴史で読み解くITの未来 ― 巨大計算機からAIまで
私たちは毎日、スマートフォンやパソコン、インターネットを当たり前のように使っています。ネットで大抵のものは買え、AIに聞くと大抵のことは答えてくれ、人と会話もでき、音楽も聞け、映画やテレビ番組も含め動画コンテンツも見れます。今使われているネットサービスは、古いものでも始まってから30年ほどしかたっていませんし、スマホが登場したのは今から20年ほど前と、かなり最近の話です。(少なくとも、現在62歳の私にとっては最近です)また、コンピューターが企業の仕事で本格的に使われるようになったところまで遡ってもせいぜい60年余りしかたっていません。
しかし、これらがどのようにして生まれ、なぜ今の形になったのかを知る機会は、意外と少ないような気がします。ITの歴史を振り返ると、そこには繰り返し現れるパターンがあることがわかります。また、今も使われている製品や技術が競争に勝ち生き残っているのにも理由があることもわかります。ITに関わる仕事をしている人にとって、これらを理解するすることは、今後の製品やサービス、技術の流れを読むための大きな助けになるはずです。
ということで、ITの歴史を振り返ってみようと思い立ちました。単に歴史を振り返って、ノスタルジーに浸るのも、それはそれで楽しそうですが、せっかくですので、歴史の中からIT業界の「法則」とか「パターン」のようなものを見つけ出し、それを元に「未来予測」にようなことをしてみようと思います。
連載の構成
連載は、今のところ全14回を予定しています。
まず、次の3つに分けて歴史を振り返り、その中でIT業界の行方を大きく左右した出来事を紹介します。
- 計算機の歴史(第1〜4回)
- インターネットの歴史(第5〜7回)
- ITビジネスの歴史(第8〜10回)
次に、歴史から見えてくるIT業界の特性と法則を考え(第11回)、最後に、これからのコンピューターやAIがどうなっていくのかを予測します(第12〜14回)
こんな方におすすめです
- ITの歴史をざっくり知りたい方
- IT業界の昔話を懐かしみたい方
- これからITやAIを使ってビジネスをしようとしている人
毎週金曜日に掲載していく予定です。お楽しみに!

