1. 仮想ドライバーソフトのインストール

 まず、仮想オーディオデバイスソフトウェアをインストールします。Quality-Workで動作することを確認している「BlackHole」をインストールします。BlackHoleはドネーションウェアとして配布されており寄付の額は$10ですが、ドネーションなしでも入手できます。https://existential.audio/blackhole

2. OS設定

 まず、Luncherなどから「Audio MIDI設定」を開きます。

ここで、「BlackHole 2ch」が表示されていることを確認します。

メニュー左下の「+」をクリックして、表示されたメニューから「複数出力装置を作成」を選びます。

以下のように「複数出力装置」が表示されます。

上の絵ように「複数出力装置」の右側にスピーカーのアイコンが表示されていればそのままでOKですが、他の装置に表示されていた場合は、複数出力装置上で右クリックし、表示されたメニューから「このサウンド出力装置を使用」を選びます。

実際に音を出力する装置(ここではMacBook AIrのスピーカー)とBlackHole 2chの「使用する」にチェックを入れます。実際に音を出力する装置の方がリストの上に来るようにしてください。(先にチェックを入れたほうが上にきます)

3. Quality-Workの設定

 初期状態で仮想オーディオデバイスとしてBlackHoleを使うように、以下の設定になっています。BlackHoleを使う限りでは特に設定を変更する必要はありません。

  • Loop_back_device (仮想オーディオデバイスの名称):BlackHole
  • Host_api (使用するサウンドシステム):Core Audio
  • RATE(音声のサンプルレート Hz): 48000

4. Quality-Workの設定